ああもう、このアニメって1話で色々展開ありすぎだよ!
……そんなところが好き。
では感想以下にて。
マオがっ!!
生きてて良かった~。
一斉射撃を食らった前回ラスト、あれで退場だなんて
あっさりしすぎだと思っていたんですが、
もうひと活躍してくれました。
が、今度こそ退場。
マオが現れたことで、事態としては大きくは変わらなかったんですが、
コードギアスキャラたちの色んな側面を見せてくれる役割は果たしてくれたような。
・C.C.の「過去の失敗」とマオへの優しさ
先週、ルルーシュに「なぜ捨てる時に始末しなかった!」と
責められたことを、今回のラストで実行。
悲しい表情で銃を片手に、逃げてくるマオと向き合ったC.C.が辛そう。
マオも、ルルーシュのギアスで喋る事が出来なくなったのに、
C.C.の姿を見て、やっぱり子供みたいに無邪気な表情で喜ぶ様子が
見ていて本当に辛かったです。
ただでさえ、マオの常時発動ギアスのせいで、他人の声が否応無く入ってくるのに、
今度は言葉までも奪われて……。
というかルルーシュ、咄嗟の事だったとはいえなんて命令を下してるんだ。
C.C.が来てくれなかったら逃がしてただろうに。
中華連邦に行ったんじゃなかったの?
ていうか、やっぱりコスプレ祭り?
・ルルーシュの知略経験値のUP
前回の録画ビデオでの対決といい、
今回の自らにギアスをかけることといい、
さすがルルーシュ。
大逆転劇をやってくれます。いやぁ、爽快だ!
でも、もうこれで「自分にギアス」って裏技ももう使えなくなる?
・ルルーシュの大パニック
今回のメールマガジンにも書かれていましたが、
最近テンパり続きのルルーシュの最大のパニック。
チェスで最後の駒を取られた時、後ろのめりに倒れてそのまま
失神したのかと思った。
ルル、かっこ悪いよルル。
でもそんなところが可愛くてたまらん。
けれどその後一気に形勢逆転。ステキステキ、ルルステキ!
・スザクの過去と深層心理
予想されていた方もたくさんいらっしゃいましたが、「父殺し」。
これが発覚する前に、ルルーシュの回想シーンとしてあった、
枢木神社敷地内かなんかでの夥しい死体を前に立ちすくむスザク。
これは「父殺し」の後ってことでいいんでしょうか?
「父親を殺せば戦争は終わると思っていた、子供の浅はかさ」
みたいなマオの台詞からすると、
父を殺しても結局すぐには状況は変わらなかった、みたいな。
だからたくさんの死体を前に、何か言いたかったスザク。
で、そのスザクが持っている父殺しの秘密に気づいてやれなかった
ルルーシュの後悔が、次回予告の言葉だったのかなーと思ったり。
「死にたがり」「自分が救われたい」という心理も暴かれて
またパニックになったまま、今回の放送が終了したスザクですが、
大丈夫かな……。
それにしても、スザクくん、身体能力高すぎ!
マシンガン連射を避けながら壁走りって、それどこのルパン?
ナナリーを見つけた時の
「僕とルルーシュが組んで、やれなかったことはこれまでない」
っていうスザクの台詞は、
今後、ルルーシュ=ゼロがスザクを戦いに巻き込んでいくっていう伏線?
でも、ルルーシュとは手を組めても、ゼロにはやっぱり手が貸せなさそうだから、
ゼロではなく元皇子「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」としてなのか。
うーん、それも難しいか。
折角「黒の騎士団」があるんだから、「ゼロ」として動くよなぁ。
そしてほんとに巨大組織になっていた黒の騎士団。
すごいな、これ。
てか、ディートハルトすげ……。
てっきりお掃除のおばちゃんとかそんなのに、
玉城が左遷されたかと思ったヨ!
リヴァルもルルーシュにかるーくいなされて不憫な子。
まあ、前からこんな感じっぽいけどさ。
そこに天然ボケのスザクも入って、生徒会男子トリオはいいお笑いユニットだ。
「(会長の見合いを知ったら)泣くと思って」と
さらりと言っちゃうルルーシュと、言われちゃうリヴァルがもうステキ!
ああ、愛すべきヘタレキャラ。
そんなミレイさん。
なんと見合い相手はロイドさんでしたか。
まあ、そう予想されていた方もいらっしゃいましたが、
速攻見合いしちゃってるのにはビックリ。
ていうか、仕事場で、しかも仕事しながらお話って……。
そりゃ「ユニークな方」。
ロイドの「結婚しちゃおうか」も仰天。
てっきりロイドも「とりあえず見合いしろって言われたから」で
ミレイに早々にお帰りいただくってことだろうと思っていたのですが、
「とりあえず結婚しろって言われたから」
ぐだぐだやってる時間がもったいないから
入籍しちゃえばそれでいいんでしょ、みたいな感じなのかも。
ミレイの「早っ!」のツッコミも面白かった。
お見合いらしからぬ、ミレイの素のツッコミって感じで。
今回うるっときたのは、ルルーシュ、スザク、ナナリーの過去シーンと
マオがギアスをかけられてから最期までですね。
涙腺弱いぞ、私。
こんな死体の山を歩く子供3人。
でも幼いナナリーは目が見えないおかげで様子が分からない。
目が見えなくなったのは不幸な事なのに、
今はそのせいでナナリーを傷つけずに済むという安堵感が辛すぎます。
ナナリーに不信感を抱かせないための「ゴミ捨て場」発言も
スザクに深く突き刺さってそうですし。
マオは隙を突かれてルルーシュのギアスにかかってしまいましたが、
ルルーシュに「ボクを見くびるから」って言っていた言葉を
そのまま返せそうです。
でも、「黙れ」なんて衝動的な命令のせいで、
言葉を発することが出来なくなったマオが、本当にかわいそう。
与えられたギアスのせいで、人の中で暮らせなくなったというのに、
そのうえ喋ることもできなくなったという不自由さを押し付けられて……。
C.C.の姿を見ての本当に嬉しそうな顔。
そしてそのC.C.は銃を持って悲痛な顔。
辛い、辛すぎる!
大好きなC.C.の手にかかったというマオを思うと悲しいし、
そう思いながらマオを「始末」したC.C.を思うと、これまた悲しい。
あと、気になったのはスザクの一人称。
子供の頃、最後の錯乱時……俺
通常時……僕
なんですよね。
それから、自分にギアスをかけたことを「思い出した」こと。
シャーリーも思い出すのかな。
コーネリア、ユーフェミア姉妹の会話の中で、
クロヴィスがルルーシュ達を気にかけていたこと、
コーネリアもルルーシュ達の死を悼んでいることが出ましたが、
コーネリアとシュナイゼルが知ると言う、マリアンヌ后妃の死の事実は
果たしてどんなものなんでしょう?
気にかけられながらも、その事実を知らず、
兄を手にかけ、姉を殺そうとするルルがこれまた不憫。
あいかわらず優しく儚い笑顔の記憶喪失ヴィレッタさんがかわいい!
こっそり監視カメラ付けてた扇がちょっと罪悪感抱くくらいに健気。
それと、アッシュフォード学園のお昼休み放送、
なんか面白げだったんですけどアレなんだ?
お昼休みのシーンでは、またもや
ルルーシュ=「頭でっかちの童貞坊や」をリヴァルに分析されてたり。
がんばれ、ルル。負けるな、ルル。
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